佐々木:システム面からいうと、事例が少ないので、やりたいと思っていることの解決方法を自分で探し出さなければならないことですね。Facebookの開発者向けサイトもありますが、定義文だけしか書いていないので情報が少ないです。ですから海外の方のブログを読んだり、事例を見たりしながらソースを解析しています。
多田:自分の情報を公開したい人としたくない人、公開されたくない情報があると思うので、インターフェースも含めて、シンプルに情報の出し分けができる仕組みを作らなければと思っています。またユーザーの方が情報を出したいと思えるような企画も考えないといけません。
佐々木:自社サービスでレンタルした作品をレビューしてもらう「レビュー広場」というサービスがすでにあるのですが、あちこちにレビューを書いたり、読んだりするのは大変な作業ですので、1カ所で集約して見ることができる場所を作りたいです。
多田:映画作品をフックにして、Facebookユーザーの方が参加出来るレギュラーコンテンツとスポットで行う販促施策を8月下旬から提供する予定です。
Facebookで、ユーザーが「いいね!」と言ってくれるのは自分だけでは知り得ない情報を知った時じゃないかと思っています。それがいま巷で言われているソーシャルディスカバリーなのかなと。TSUTAYA.comのFacebookページではそのソーシャルディスカバリー体験を通して我々のネットサービスを使ってみたいと思っていただけるような“ひと工夫”が必要で、それを探っている状況ですね。
それはTポイントがプレゼントされるお得感なのかもしれないし、例えば撮影した写真がイラスト化されるアプリみたいなものなのかもしれないし。そのひと捻りを具現化して、新たなサービスに取り込みたいですね。
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