スクウェア・エニックスは7月25日、ヒルトン東京において8月2日発売予定のWii用ソフト「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」の完成披露発表会を開催。ニンテンドー3DSとの連携ソフトの配信や、テレビCMに人気グループ「SMAP」の起用などを発表した。
発表会では、ドラゴンクエストシリーズエグゼクティブプロデューサーを務める、スクウェア・エニックスの三宅有氏が「本作はシリーズでも最大のチャレンジ」とし、関係者やベータテストに参加したユーザーへの感謝の言葉を挨拶として述べた後、ゲームデザイナーの堀井雄二氏とドラクエXのプロデューサーを務めた、スクウェア・エニックスの齋藤陽介氏が紹介などを行った。
ドラクエXと連動するニンテンドー3DS用ソフト「ドラゴンクエストX 冒険者のおでかけ便利ツール」は、8月22日よりダウンロード配信予定。
まず注目は「すれちがい通信機能」。ドラクエXでプレイしている自分のキャラクターのデータを、本ソフトと同期させてニンテンドー3DSをすれちがい通信状態にし、町中で同じすれちがい状態にしている人とすれ違えば、お互いのキャラクターのプロフィールやメッセージを交換することができる。さらに実際にすれ違ったキャラクターと、オンラインでのドラクエXの世界で再びすれ違う「ダブルすれちがい」状態になると、あるご褒美が用意されているという。
ほかにも便利ツールとして、フレンド登録した相手の状態を確認できる「フレンド情報確認機能」や、フレンドのプレイヤー同士で手紙のやり取りができる「郵便局機能」、プレイしていない状態で自分のキャラクターを登録し、ほかのユーザーがAIキャラクターとして雇われると、その人と冒険した分だけ経験地とゴールドが稼げるサポート仲間のシステムがあるが、そのサポート仲間として雇われている状態が確認できる「サポート仲間雇われ情報確認機能」、アイテムを出品できる旅人バザーのラインナップが確認できる「旅人バザー閲覧機能」など、ゲームをプレイしていない出かけ先でも便利な機能が用意されている。
このソフトは、ドラクエXの製品パッケージに封入されている引き換え番号を、ニンテンドーeショップで入力することで無料でダウンロードできる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス