ドラクエXのテレビCMは7月26日より放送が開始される。ドラゴンクエストシリーズには過去3回出演しているSMAPの5人が揃って出演する。CMの内容は「新SMAP募集」として世間が大騒ぎするなか、5人が緊急記者会見を開き「しばらく普通の男の子に戻ります」と宣言。そして別々の部屋から一緒にドラクエXの冒険に旅立つというもの。
完成披露会で登場した木村拓哉さんはCMについて「とてもインパクトのある内容になっています。画面下に『※これはCMです。』とずっと出ていますし」と述べ、見所は「最初はすごくインパクトがありますけど、それを楽しんだ後に、5人の反応など細部を見てほしい」とアピールした。
堀井氏はゲームを紹介するなかで、ドラクエXがオンラインゲームであることにユーザーが不安感を抱いていたころに触れ「どうなるんだろうと思われた方もいましたが、実際にベータテストをプレイしたユーザーさんからは『やっぱりドラゴンクエストで安心した』という声をたくさんいただいて、すごく嬉しかった」と手ごたえを感じているようだった。
またオンラインでのパーティプレイに対する敷居の高さについては、先に触れたログアウトしているプレイヤーのキャラクターを借りて冒険できるサポート仲間のシステムがあるとし「僕も結構人見知りなのですが(笑)、ひとりでも気兼ねなくプレイできます。逆に自分のキャラクターを使ってもらえると嬉しいという感覚も味わえますし」とし、齋藤氏も「その世界で一緒にいる感じをすごく大事にしています。パーティだけじゃなくて、町の中ですれちがうだけでも繋がっている感がある」と付け加えた。
齋藤氏は続けて、「元気玉」について触れた。これはゲームを中断している間に溜まるもので、これを使うとモンスターを倒した時の経験値やゴールドが多くもらえるという。「ゲームを続けて遊ぶのは大変ですし、あせらないで自分のペースでゆっくり楽しんでほしい」と述べた。
最後に登壇したスクウェア・エニックス代表取締役社長の和田洋一氏は、ドラゴンクエストシリーズが25年以上にわたって展開されてきたことについて「みなさんのなかのドラゴンクエストを、ものすごく大切にして開発しているからだと思います。ゲームが2Dから3Dになり、あるいは携帯ゲーム機になったりしましたけど、大きな変化があったときでも、みなさんのなかにあるドラゴンクエストをどう引き継いでいくか、そこに気を使っています。ドラゴンクエストは変わっていくところと変わらないところのバランスに注意することによって永く楽しんでいただいているタイトルだと思います」と見解を示しつつ、オンラインゲームということで「本当に評価されるのは、数カ月先経ってからだと思いますし、そのときに面白いといってもらったときだと思います。その日まできちんと開発や運営をしていきたい」と意気込みを語った。
なお発売日となる8月2日には、SHIBUYA TSUTAYAにおいて発売カウントダウンイベントを開催する。また発売開始の午前7時にあわせてサーバを開放する予定となっている。
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