新しい報道によると、Appleの次期「iPhone」にはこれまでよりも小さいドックコネクタポートが採用される見込みだという。
iPhoneや「iPad」などのAppleの現行の携帯端末には30ピンのポートが搭載されているのに対し、新しいiPhoneには19ピンのコネクタが採用される予定だと、Reutersが米国時間7月23日、情報筋らの話として報じている。この変更によって、同端末の下部にヘッドフォンジャック用のスペースができることになる。ヘッドフォンジャックは現在、iPhoneの上部に存在する。
Appleのドックコネクタに関するReutersの記事の前にも、このポートに関する同社の計画をめぐるうわさは次々と浮上していた。この数カ月の間に、Appleが30ピンのコネクタをより小さな19ピンに変更する予定だという報道の数はますます増加していた。
例えば2012年5月には、AppleサイトiLoungeが情報筋らの話として、新しいコネクタは「錠剤の形に近い」と報じた。加えて同サイトは、このコネクタがAppleから今後発売される携帯端末すべてに搭載される予定だと述べた。
Apple自体は、新しいドックコネクタに関する同社の計画についてまだコメントしていない。米CNETは現在同社に対し、Reutersの記事に関するコメントを求めているが回答を得られていない。
Appleが実際に、同社の最新携帯端末であるiPhone 5に新しいドックコネクタを搭載することにした場合、30ピンのコネクタによって同社の端末に接続する多くのアクセサリ製品は使用できなくなる可能性が高い。既存のアクセサリ製品が同社製品で使用できるようにするためのアダプタをAppleが提供するかどうかについては、まだ明らかになっていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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