次期「Microsoft Office」では、クラウドが大いに活用されることになる。
Office担当のコーポレートバイスプレジデントを務めるKirk Koenigsbauer氏は、米国時間7月16日の記者会見で、間もなくリリースされる新しいOfficeスイートのデモを行い、「SkyDrive」を中心的なストレージとして利用することによって、各アプリケーションが主要な設定を同期する仕組みを説明した。
サインインすると、PC、タブレット、スマートフォンといったあらゆるWindowsデバイス間で、同一の設定やテンプレート、辞書、そして最近使用した文書を利用できる。
Koenigsbauer氏は「Microsoft Word」を例にとり、画像を挿入する際に、これまで通りOffice.comのクリップアートを使う方法のほか、「Bing」の画像検索を利用したりSkyDrive上のファイルを開いたり、あるいはFlickrから画像を取り込んだりといったやり方ができることを示した。さらに、たとえばライブ配信のYouTube動画を埋め込んで、文書内にライブ配信のマルチメディアを置くこともできる。
SkyDriveが統合されたことにより、別のデバイスで使用していた文書を使って作業するかどうかを尋ねるメッセージが表示されるようになる。また、文書をSkyDriveに直接保存することによって、同僚や友人と文書を共有することも可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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