Labitは7月11日、大学生向けの時間割共有サービス「すごい時間割」において、自分が履修した授業の評価やクチコミを投稿できる授業評価機能の提供を開始した。
すごい時間割は、スマートフォンを使う大学生向けに設計された時間割の共有アプリ。Facebookログインで登録することができ、友達がどんな授業を取っているか知ることができたり、同じ授業を取っている人同士でコミュニケーションを取ったりできる。4月の新バージョン公開以来、国内918の大学や短大で利用されており、現在までに22万6292件の授業が登録されている。
受講している授業について、授業の満足度や単位の取りやすさを5段階評価できるほか、出欠確認の有無や試験の難易度、頻度などを投稿できる。
Labit代表取締役の鶴田浩之氏は、新機能の提供について、「もともとすごい時間割は大学での教育の質を高めることを目標にしている。よい授業を可視化し、先生側にも意識してもらえる」と説明する。さらに、授業情報とその評価を組み合わせたデータについては、「日本でも唯一のもの。今後何か面白いことができるのではないか」と期待を寄せる。新機能提供後も、サービスは無料で提供する。「マネタイズは広告を考えている。予想以上に広告に関する問い合わせが来ている状況」(鶴田氏)だという。
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