誰が喋ったか区別できるボイスレコーダーアプリ「Meeting REC AD」

アプリ名:Meeting REC AD(Ver.1.0.5)
金額:無料(2012年7月11日時点)
カテゴリ:ツール
開発:Lithos
使用端末:LYNX 3D SH-03C
おすすめ度:★★★★★

 会議の議事録をとるため、その内容をボイスレコーダーで録音することはよくあるもの。だがその際問題となるのが、後から録音した内容を聴いた時、誰がいつ、どのタイミングで発言をしているのか、よく分からなくなってしまうことだ。特に参加者が男性・女性のどちらかに偏っていたり、声質の似ている人が揃っていたりすると、そうした問題が起きがちだ。

まずは会議に参加する人数を選び、参加者を登録する。最大8人まで登録可能だ
まずは会議に参加する人数を選び、参加者を登録する。最大8人まで登録可能だ

 そこで役立つのが「Meeting REC AD」である。これは、誰がいつ、何を発言したのかを、後から聴いた時にも分かるようにするボイスレコーダーアプリだ。

 Meeting REC ADの使い方は、次の通りだ。まず会議が始まる前に、あらかじめ参加する人の名前と、その人の特徴を表すアイコンを登録しておく。会議が始まったら録音を開始し、その内容を聴きながら、いま話をしている人の名前が書かれたボタンを押していこう。例を挙げると、いま太郎さんがプレゼンしているとしたら「太郎さん」のボタンを押し、プレゼンが終わって課長が質問し始めたら「課長」のボタンを押す、といった具合だ。同時に複数の人が話している場合は、「MULTI」のボタンを選んでおけばよい。

 会議が終わって録音を終了し、後から内容を聴き直す時が、Meeting REC ADの本領発揮だ。リストから録音したデータを選ぶと、参加した人の一覧と、誰がどの時間に発言しているかがタイムライン上に表示され、一人ひとりの発言を音だけでなく、目でも確認できるのだ。再生方法も、全てを通して聴くだけでなく、「太郎さん」「課長」など個々のボタンをタップすることで、その人が発言した内容だけをチェックすることが可能だ。

 ここで1つ気になるのが、会議では時折、予定していなかったメンバーが途中から参加してくる場合があるということ。Meeting REC ADではそのようなケースも想定されており、録音中に参加者を追加することもできる。ちなみに同時に登録できる人数は最大8人なので、規模の大きな会議でなければ、十分対応可能だろう。

 個々の発言開始・終了のタイミングはあくまでボタンを押すタイミングによるため、正確さが必ずしも保証できる訳ではない。だがどの時間に誰が発言しているかをおおよそ確認できるだけでも、議事録起こしの手間は大幅に軽減されるはずだ。議事録を起こす必要が出てきた場合は、大いに活用したい。

  • 録音を開始したら、いま発言している人のボタンを選んで押していけばよい

  • 録音途中に参加者が増えても、新たに追加することが可能だ

  • 録音中にはユーザーの追加だけでなく、タイトルの変更などもできる

  • 録音した内容を再生すると、ボタンを押したタイミングに従い、誰がいつ発言しているかを目でも確認できるようになる

  • 個々の参加者を選ぶことで、その人の発言だけを聴くことも可能だ

  • 設定画面では、パスワードのロックや位置情報に関する設定などができる

>>「Meeting REC AD」のダウンロードはこちらから

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