NPD DisplaySearchによると、Appleはいわゆる「iPad Mini」を計画していて、後は生産を開始するだけの問題かもしれないという。
「7.85インチのパネルについて、ある業務計画があり、大量生産する対象がある。われわれは、それがApple向けだと認識している」と、NPD DisplaySearchのアナリストであるRichard Shim氏が米CNETに対して語った。
「製品名は知らないが、タブレットになることはわかっている」と同氏は述べた。
NPD DisplaySearchは、コンポーネントを製造し製品を組み立てる「サプライチェーン」の企業に取材をしている。
また、Shim氏は、生産は間近に迫っているようだと述べた。「すべてが整いつつある。われわれは生産ラインについて把握している。ガラス板から何枚のパネルが取れるかも分かっている」(同氏)
とはいえ、生産が実際に開始されたと確認できるまでは確かなことは言えないと、同氏は付け加えた。
「これはサプライチェーンからのヒントだ。サプライチェーンの大きな特性として、この計画は変更される可能性がある」と同氏は述べた。
また、中国語のウェブサイトで米国時間7月3日、サプライチェーンからのさらなるヒントが記事として報じられた。
その記事によると、iPad Miniは酸化物半導体(IGZO)ディスプレイを採用するという。IGZO技術はさまざまな利点を持つが、特にディスプレイを薄くできるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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