Microsoftが2011年12月にInternational Consumer Electronics Show(CES)からの撤退を発表した際、同カンファレンスにおいてMicrosoftが昔から担ってきた基調講演の役割をどの企業が引き継ぐのか、さまざまな憶測が飛び交っていた。
CESを運営団体であるConsumer Electronics Association(CEA)は米国時間6月27日、パナソニックの代表取締役社長に新たに就任した津賀一宏氏が2013年のCESにおいて、初日の基調講演を行うことになると発表した。
CEAの最高経営責任者(CEO)であるGary Shapiro氏は声明の中で「パナソニックは世界で最も大きく、かつ最もダイナミックなコンシューマーエレクトロニクス企業の1つであり、津賀氏が今朝、その社長に正式に就任したことについて祝福の意を表したい」と述べるとともに、「2013年のCESの初日に津賀氏が基調講演の壇上に立つことを大変嬉しく感じており、パナソニックの未来、そしてグリーンイノベーションにおける同社のリーダーシップに関するビジョンについて語ってもらえることを楽しみにしている」とも述べている。
日本時間6月27日の株主総会で社長への就任が正式に決定した津賀氏は、CES初日の基調講演という由緒ある役割を引き継ぐことになる。なお、この役割は過去15年間のほとんどをMicrosoftの最高経営責任者たち、すなわち最初はBill Gates氏、そして次はSteve Ballmer氏が担ってきている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス