少なくともある1つの情報によると、Googleの「Nexus」タブレットには、「Android 4.1」(開発コード名「Jelly Bean」)と1280×800の「IPS」ディスプレイが搭載され、それ以外にもかなり充実した仕様が含まれる予定だという。
Googleは今週開催される同社のI/Oカンファレンスで、同社のNexusタブレットを発表すると予測されている。しかし、それに先立ちGizmodo Australiaは、同端末の主要な詳細情報が記されたトレーニングドキュメントとされるものを入手した。
Gizmodo Australiaの記事によると、7インチの同タブレットは、Android 4.1(Jelly Bean)の最新版が搭載される初めての端末になるという。製造するのはASUSで、1.3GHzの「Tegra 3」クアッドコアプロセッサ、12コアの「GeForce」グラフィックスプロセッサ、および1GバイトのRAMが搭載される予定である。In-plane Switching(IPS)ディスプレイは、178度の視野角と1280×800ピクセルの解像度を提供する予定。
Googleは前面に1.2メガピクセルのカメラを搭載する予定だが、背面にはカメラはないようだ。おそらくコスト削減のためだと思われる。また同タブレットは、1回のバッテリ充電で9時間稼働する予定である。
通常のWi-Fi a/b/g/nはパッケージに含まれるが、Googleは、近距離無線通信(NFC)と(少なくとも米国内においては)「Google Wallet」のサポートを含めることによって、同製品の水準をさらに引き上げている。NFCを利用するのは「Android Beam」で、このプログラムによってユーザーは連絡先、道順、ウェブページ、アプリケーションなどのコンテンツをNFCに対応する他のAndroid端末と共有できるようになる。
Gizmodo Australiaによると、価格は8Gバイトモデルで199ドル、16Gバイトモデルで249ドルになる予定だという。
同タブレットはオーストラリアで2012年7月に発売される予定である。他の国での発売時期についてはまったく情報がないが、その後まもなく世界中で発売されると筆者は予測している。
Gizmodo Australiaは、同トレーニングドキュメントが偽物である可能性はあると警告している。しかし、間もなく登場予定のGoogle Nexusタブレットに対し、これと同じ仕様のいくつかが他でも報じられている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」