The Guardianが英国時間6月21日に報じたところによると、海外で成長を続けるTwitterは2012年、50カ国で広告サービスを開始する意向だという。
最高経営責任者(CEO)のDick Costolo氏は、フランスのカンヌで開催された広告業界のカンファレンスで、Twitterのモバイル事業戦略の拡大に関する概要を説明した。広告製品「プロモツイート」「プロモトレンド」「プロモアカウント」を擁して最初にアクセスする市場は、ブラジルを含む中南米、スペインやドイツを含む欧州諸国になる予定だ。
ほかのソーシャルメディアおよびインターネット企業はモバイルプラットフォーム上で売り上げを得るのに苦労しているが(Facebookはこの点に関して激しく非難されている)、Twitterはその変化を歓迎していると述べた。
Twitterのグローバル収益担当プレジデントであるAdam Bain氏によると、同社は「生まれながらにしてモバイル」であり、ツイートから売り上げを得ることには苦労していないという。
会長のJack Dorsey氏は、記者会見でTwitterの次の施策について質問を受け、同社は「ペース配分のことをよく理解」しており、株式上場や身売りについて適切な決定を下せるだけの「自制心を持って」いる、と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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