住宅所有者、賃貸人、家主が貸し出す宿泊場所を旅行者が予約できるよう支援するサービスのAirbnbが、重要な節目に達した。
Airbnbは米国時間6月19日、2008年に開設されてから同社のサービス上で予約された宿泊数が累計1000万泊になったと発表した。この数字を分かりやすく説明するためAirbnbが公開したグラフによると、宿泊予約数の累計は2011年6月に200万泊となり、開設から約4年後の2012年1月には500万泊に達した。それから半年も経たないうちに、同社はさらに500万泊を積み上げた。
だが、Airbnbの成長に驚嘆する前に、同社が2012年3月に最大のライバルだった英国のCrashpadderを金額非公表で買収した点に留意すべきだろう。Airbnbは米CNETに電子メールで寄せた声明で、1000万泊という数字の中にはCrashpadderを通じて予約された宿泊数も含まれていることを認めた。
Airbnbは過去数年間でベンチャーキャピタリストらの人気を集める存在になった。実際、同社は2011年7月、Andreessen HorowitzとDigital Sky Technologies(DST)が主導する資金調達ラウンドで1億1200万ドルを集めたと発表した。この時点で、Airbnbへの投資総額は1億2000万ドル近くに達した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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