日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は6月20日、バッテリを搭載したモバイルオールインワンプリンタ「HP Officejet 150 Mobile AiO(Officejet 150)」を発表した。発売は11月頃発売予定※で、HP Directplus価格は3万6960円。
Officejet 150は、幅350mm×奥行き171mm×高さ90mmとコンパクトな筐体ながらもプリント、スキャン、コピーの機能を持つ。2.36インチのカラータッチスクリーンを搭載し、プリンタの操作は直感的に行える。
バッテリを標準搭載しており、場所を選ばずに使えるのも特長の一つだ。重さは3.1kg。A4サイズのモノクロテキスト連続印刷の場合で、最大500枚のプリントが可能という。印刷速度は、モノクロ5枚/分、カラー3.5枚/分だ。本体には、USBスロット、SD/MMCメモリカードスロットを搭載しており、USBメモリやメモリカードからのダイレクトプリントができるほか、スキャンデータをメモリカードへ保存可能。PCなしでもプリンタを活用できる。
HPによれば、持ち運びができるモバイルプリンタの複合機としては世界初の製品という 。外出先や出張先での仕事が多い製薬業や保険業、官公庁ほか、スペースの限定された小規模店舗や臨時テナント、また個人ユーザーの2台目のプリンタなど幅広い用途で利用できるとしている。
※当初、7月下旬と記載しておりましたが、日本HPによれば11月頃に変更になったとのことです(7月17日追記)
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