日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は5月9日、第3世代Coreプロセッサや最新グラフィックス対応機種を含む個人向けデスクトップPCで7シリーズ、新デザイン採用のスタンダードな個人向けノートPCで1シリーズを5月10日から順次発売すると発表した。
デスクトップPCは、「HP Pavilion Desktop PC」の直販モデルとして、水冷CPUクーラー搭載のフラッグシップモデル「h9-1190jp」と「h9-1170jp」、AMDプロセッサ搭載のミニタワー型ハイエンドモデル「h8-1260jp」、ハイバリューミニタワーモデル「p6-2160jp」、省スペースモデル「s5-1270jp」をラインアップしている。
量販店モデルとして「p6シリーズ」と「s5-1270jp」が用意された。共通機能としては、全モデルにUSB 3.0ポートを標準搭載している。
h9シリーズとh8-1260jpでは、選択可能なグラフィックスにAMD Radeon HD7770(2Gバイト)/HD7950(3Gバイト)を追加。標準装備のUSB 3.0ポート×3に加え、新たにUSB 3.0ポート×2を増設可能な拡張カード(PCI Express拡張スロット対応)もオプションで選べるようになっている。h9-1190jpでは、32Gバイトメモリの選択も可能だ。
p6シリーズとs5-1270jpには第3世代インテルCoreプロセッサを搭載。インテルHDグラフィックスとの組み合わせでグラフィックス性能が約3倍にアップしながらも、消費電力は約25%削減しているという。p6シリーズはPC3-12800(DDR3-1600)メモリを採用、筺体前面部分でUSB 3.0ポート×2を搭載している。
液晶一体型デスクトップPCでは、直販モデルとしてタッチで操作できる23インチワイドのフルHD対応液晶搭載モデル「HP TouchSmart PC 520-1180jp」、21.5インチのフルHD対応液晶搭載モデル「HP Omni 220-1140jp」をラインアップ。量販店モデルでは520-1180jpと20インチワイド液晶搭載モデル「Omni 120シリーズ」が追加された。
上位モデルに第3世代インテルCoreプロセッサを搭載したほか、520-1180jpとOmni 220-1140jpでは新たにSSDが選択可能。Omni 120シリーズは、標準添付するオフィスソフト「Microsoft Office 2010」がPersonalからHome & Businessへと変更されている。
個人向けノートPCは、15.6インチワイド液晶搭載のスタンダードノートPC「HP Pavilion g6-2000 インテルモデル」が量販店モデルとして登場した。Core i7-3612QMと8Gバイトメモリを備えるほか、「ALTEC LANSING」ブランドのステレオスピーカ、「Dolby Advanced Audio」への対応などサウンド機能も充実している。
製品名 | 価格 | 販売開始日 |
---|---|---|
HP Directplus(直販)モデル個人向けデスクトップPC | ||
Pavilion Desktop PC h9-1190jp | 11万9700円~ | 5月10日 |
Pavilion Desktop PC h9-1170jp* | 8万9880円~ | 5月10日 |
Pavilion Desktop PC h8-1260jp* | 5万5860円~ | 5月10日 |
Pavilion Desktop PC p6-2160jp | 2万9820円~ | 5月10日 |
Pavilion Desktop PC s5-1270jp | 4万5990円~ | 5月10日 |
TouchSmart PC 520-1180jp | 5万5860円~ | 5月10日 |
Omni 220-1140jp | 4万9980円~ | 5月10日 |
量販店モデル個人向けデスクトップPC | ||
Pavilion Desktop PC p6シリーズ | 8万円前後~ | 5月10日 |
Pavilion Desktop PC s5-1270jp | 12万円前後 | 5月下旬 |
TouchSmart PC 520-1180jp | 17万円前後 | 5月下旬 |
Omni 120シリーズ | 9万円前後 | 5月10日 |
個人向けノートPC | ||
Pavilion g6-2000 インテルモデル | 8万円前後 | 5月下旬 |
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス