最新版「TOP500」リストによると、ローレンスリバモア米国立研究所にあるIBMの「Blue Gene/Q」スーパーコンピュータである「Sequoia」が、16.32ペタフロップスを達成したという。前回首位だった「京」が10.5ペタフロップスでそれに続いた。同リストは、ハンブルグで開催されているInternational Supercomputing Conferenceにおいて現地時間6月18日に発表された。
年2回発行される同リストの最新版では、Intelが後退してIBMが失地を回復していることと、米国が2年ぶりに首位を奪回したことが見てとれる。更新されたIBMチップから富士通による新しい相互接続製品の開発にいたるまで、新技術の台頭が目立った。
Intelのプロセッサは2012年6月のリストにおいて、372システム(全体の74.4%)に搭載されており、2011年11月のリストの384システムからは減少した。一方IBMは、49システムから58システムへと、そのシェアを11.6%増加している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス