Appleの「iOS 6」には、新機能「Passbook」が搭載されている。同社幹部らが米国時間6月11日にWorldwide Developers Conference(WWDC)2012で述べたところによると、Passbookは、あらゆる入場券、搭乗券、店舗カードの電子版を一元管理し、それらに素早くアクセスできる機能だという。
Appleの「iPhone」ソフトウェア担当シニアバイスプレジデントScott Forstall氏は、米メジャーリーグ(MLB)のSan Francisco Giantsの観戦チケットを使ってPassbook機能のデモンストレーションを行った。同機能はStarbucksのカード、Apple Storeのカード、航空機の搭乗券などにも使える。Forstall氏によると、動的な機能のPassbookは航空機のフライト遅延やゲート変更も通知してくれるという。
Passbookはロック画面に表示されるため、例えば端末が映画館に近づくとメッセージがポップアップ表示され、利用可能な入場券やポイントカードがあることを知らせてくれる。カードを削除したい場合は、仮想シュレッダーで「処分」できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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