Appleは米国時間6月11日、サンフランシスコで開催されているWorldwide Developers Conference(WWDC)において同社のモバイルOSの最新版を披露した。「iOS 6」は、「iPhone」および「iPad」に200もの新機能を追加する。
刷新された同OSには、「Siri」の更新版が含まれる。またiOS 6には、より多くのパーソナライズオプションが提供されており、ユーザーが「Do Not Disturb」モードをオンにしたり、受信した通話に設定済みメッセージで応答したり、電子メールを通知として受信する相手に対してVIPステータスを設定したりすることができる。
またAppleはついに、「FaceTime」をセルラーネットワーク上で動作可能とした。これまではWi-Fiネットワーク上でしか動作しなかった。
Appleは、ユーザーのApple IDと電話番号も統合した。これによって、通話やメッセージをiPhoneまたはiPadで受信できるようになる。
その他の新機能としては、オフラインのリーディングリストを作成する機能、新しい写真アップロード機能、写真ストリームを共有する機能や、搭乗券、店舗カード、および映画チケットを保存する「Passbook」と呼ばれるアプリケーションなどがある。
iOS 6のベータ版は11日に開発者向けに提供され、一般ユーザー向けには2012年秋に提供される予定である。同OSは「iPhone 3GS」以降と、第2および第3世代のiPadで動作する予定。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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