レノボ・ジャパンは6月5日、法人向けノートPC「ThinkPad」およびデスクトップPC「ThinkCentre」の新製品を同日より販売開始したと発表した。レノボは同日、個人向けノートPCとして「IdeaPad」シリーズ4製品も発表している。
まず、ノートPCのThinkPadでは「W/T/L/Xシリーズ」の新製品をラインアップ。いずれも第3世代インテル Core プロセッサの採用に加え、CPUの処理能力を最大限に引き出す独自のテクノロジを搭載している。キーボードは、従来の「7列式キーボード」から「6列プレシジョン・キーボード」へと変更。キートップの表面領域は約30%、隣り合うキーの間隔は約5倍広くなり、ミスの少ない効率的なタイピングを実現するという。また、起動時間を約40%短縮する「Lenovo Enhanced Experience 3 for Windows 7」も備える。
シリーズごとの特徴としては、W/T/Xシリーズで放熱設計を強化した独自の「第6世代フクロウ ファン」を搭載。またW/Tシリーズでは、重量を増やさずに強度が高めされる新しいカーボンファイバも採用している。ラインアップおよび同社直販サイトでの価格は、ワークステーションのWシリーズ「ThinkPad W530」が30万5000円前後。プレミアムモデルのTシリーズ「ThinkPad T530」が12万4000円前後~、「ThinkPad T430/T430s」が11万4000円前後~。メインストリームのLシリーズ「ThinkPad L530」が7万5000円前後~、「ThinkPad L430」が7万6000円前後~。モバイルノートPCのXシリーズ「ThinkPad X230」が13万5000円前後~、「ThinkPad X230 Tablet」が19万1000円前後~となっている。
デスクトップPCのThinkCentreでは、省スペースモデルとしてプレミアムタイプ「ThinkCentre M92p Small/Tower」と、スタンダードタイプ「ThinkCentre M82 Small/Tower」が登場した。いずれも、CPUの効率的な冷却と静音性を両立する独自技術「Intelligent Cooling Engine 2」、高速な起動やシャットダウンが可能な「Lenovo Enhanced Experience 3 for Windows 7」を搭載。インテル インスタント・スマート・レスポンス・テクノロジーにも対応する。さらに今回は、手のひらサイズのデスクトップPC「ThinkCentre M92p/M92Tiny」と「ThinkCentre M72e Tiny」、オールインワンデスクトップPC「ThinkCentre M92z All-In-One」の法人向けモデルも販売が開始された。
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