2年前に東京に小さいオフィスを立ち上げました。これはカリフォルニア以外では初めての開発拠点です。当時は他の国と比較して日本ではFacebookが知られていませんでした。そこで、日本向けにどういったフィーチャーを提供していくべきかを考えました。
友人を検索してFacebook上で友人になり、情報をシェアするといったFacebookのコアとなる機能は各国で共通です。ですが、日本独自のものとして、血液型を入力できる項目があります。これは日本人が他の国よりプロフィールとして血液型を重視しているからですね。
このように、各国ごとに必要な機能の提供については、プロダクトマネージャーや国ごとのエンジニアが分担して検討しています。
広い視点での回答になりますが、スパムの処理と同様の方法です。ユーザーレポートをもとに、怪しいユーザーの情報をシステムに流し込み、パターンマッチを行うことで、疑いのあるユーザーをある程度検索できる状況を作ります。それを社内でレビューして、懸念があるかどうか判断します。また、「Site Integrity」といってサイトの統一性を観察できる仕組みを持っています。
確かにモバイルは十分な品質に至っていないことは承知しています。今後はパフォーマンスの向上にも務めていきます。
ですが今やあらゆるモバイルデバイスでFacebookが利用できます。先進国ではiPhoneやAndroid端末でFacebookを利用していますが、たとえばナイジェリアやインドでは、フィーチャーフォンでもFacebookを利用しています。
多彩なデバイスをベースに、どうやってモバイル技術を向上させていくのかは課題ですが、是非数カ月の状況を見守って欲しいと思います。驚くほどの技術の向上というものが見られると思います。楽しみにしていてください。
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