より薄く自由に曲がる画面をもった電話やタブレット、テレビが2013年中にも消費者向けに発売されるかもしれない。
Bloomberg Businessweekが米国時間6月4日に報じたところによると、Appleやサムスンの携帯端末に使われるガラスを製造するCorningが新しいガラスを発表したという。
Corningは電話、タブレット、テレビなどの製造企業に製品サンプルを送付しており、2013年までにこのガラスが消費者向け家電製品で使われると予測している。通常の板ガラスと異なり、この新しいフレキシブルなガラスは紙や布のようにロール状で生産される。
Corningの最高財務責任者(CFO)であるJames Flaws氏はBloombergの取材に対して、今後7カ月以内にこのフレキシブルなガラスを利用した製品が登場する見込みだと語った。このガラスを使ったディスプレイは既存製品より扱いやすいとも述べている。
Corningは「Gorilla Glass」ディスプレイによって携帯端末分野における地位を不動のものにした。Gorilla Glassを使用した薄くて強度のあるディスプレイは、傷つきにくく壊れにくい。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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