ソニーは、VAIO 夏モデルとして、ノートPC 4シリーズ14機種と、ボードPC 2シリーズ6機種を6月9日より発売すると発表した。
ソニーVAIOシリーズとして初のウルトラブック「T シリーズ」も登場。天面の素材にアルミニウムにヘアライン加工が施し、約17.8mmの薄型フルフラットデザインを採用。側面に丸みを帯びたデザインを採用し、デザイン性だけではなくねじれに対する剛性も確保したという。
また、「Rapid Wake+Eco(ラピッド ウェイク プラス エコ)」により、スリープモードからの高速起動や作業中データの自動保存も可能だ。VGA、HDMI、LANなど豊富な接続端子を搭載し、CPUはIntel Core i5-3317U(1.70GHz)。HDDは約500Gバイト+SSD約32Gバイト。
液晶は、11.6型ワイドWXGA(1366×768 ドット)と13.3型ワイドWXGA(1366×768 ドット)の2種類が用意されている。重さは11.6型モデルが約1.42kg(バッテリーパック装着時)、駆動時間は約6.5時間~約7.5時間。13.3型モデルが約1.60kgで、駆動時間は約6.5時間~約7.5時間。市場想定価格は、11.6型モデルが11万円、13.3型モデルが12万円。
「E シリーズ14P」は、ホームノートPCとしては小型の14型ワイド(WXGA 1366×768)を採用。筺体に包み込むようなやわらかなイメージのラップデザインを採用したホームノートPCのプレミアムモデルだ。筐体カラーと相性の良い色を本体やキーボードの側面、タッチパッドの縁にアクセントカラーとして配し、同色カラーのキャリングケースとBluetoothワイヤレスレーザーマウスもラインアップする。
縦56×横99mmの広い一枚板のラージタッチパッドを採用。タッチパッドのどこからでもクリックが可能で、マルチジェスチャー機能も搭載した。このほかに、11.6型ワイドWXGA(1366×768ドット)もラインアップする。市場想定価格は9万円~。
このほかに、ノートはSシリーズ(市場想定価格13万円~)、ストア限定のZシリーズとして、VAIOの15周年を記念した特別仕様として新カラーグロッシープレミアムカーボンも登場。ヒンジには「15th ANNIVERSARY COLLECTOR’S EDITION」と、長野県安曇野市の「VAIOの里」でつくられたことを表す「MADE IN AZUMINO, JAPAN」の刻印が入れられている。
デスクトップは、21.5型フルHD液晶一体型の「VAIO J」シリーズ(市場想定価格12万円~)と、24型フルHD液晶搭載の「Lシリーズ」(同:18万円~)が登場。
Lシリーズは、液晶テレビ「ブラビア」で培った高画質・高音質の技術を備え、高画質エンジン「X-Reality」により映像がより美しく鮮明になった。迫力の高音質で、Blu-rayやゲームも楽しめる。3D専用メガネなしで3D映像が楽しめるグラスレス3Dに対応する。
電源オフの状態から、ワンタッチでデジタル放送を視聴できる「スグつくTV」を搭載。チューナは、ソニーオリジナルのテレビ視聴・録画ソフトウェア「Giga Pocket Digital(ギガポケットデジタル)」用に3波対応デジタルチューナーを2基とスグつくTV用に地上デジタルチューナーを1基搭載。最大3番組同時録画が可能だ。
さらに、7月19日に発売される、ネットワークレコーダー&メディアストレージ「nasne(ナスネ)」の発売に合わせてナスネ対応視聴・録画アプリケーション「VAIO TV with nasne」を提供予定だ。ホームネットワークを通じて、書斎や寝室など場所を選ばずテレビ番組のライブ視聴や録画予約などが可能になる。
なお、今回の新商品を銀座・ソニーショールーム、ソニーストア名古屋、ソニーストア大阪にて、6月4日より順次展示を行うとしている。
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