デジタルガレージが2011年7月に公開した「昼会」や、先日会員5万人を達成した「ソーシャルランチ」をはじめ、「CoffeeMeeting」や「nomitomo」など、飲食をきっかけにしたマッチングサービスが増加中だ。
そんな中、5月14日に正式サービスを開始したのが、ソーシャル焼き肉会マッチングサイト「肉会」だ。
肉会はFacebookのアカウントを使ってログインしたのち、友人とペアを組むと、毎日1回システムから相手のペアが提案され、任意で肉会(焼き肉などの会)を開催できるサービス。マッチング成立後は、サイト上でメッセージをやりとりし、ペア同士で肉会の詳細を決めていく。18歳未満の利用は禁止している。
サービスを運営するのは社会人2人組からなる肉会プロジェクト。プロジェクトの代表は、トレンダーズでキレナビ編集長を務める伊藤春香氏だ。「飲食の中でも『お肉』というのはイベント感が強い」(伊藤氏)。飲食をきっかけにしたマッチングサービスが増える中、「焼き肉を楽しむ」という切り口で他サービスとの差別化を狙う。
肉会の大きな特徴に、「おごり」機能がある。あらかじめ設定画面で「私たちがおごります!」という項目にチェックを入れておくと、マッチング相手に対してその旨が通知される。「(おごり機能は)ネタです(笑)。ただ、マッチングサービスとなると女の子は一歩踏み出しにくいのは事実。そのため(参加の)インセンティブになる」(伊藤氏)
現在の会員数は約4500人。マッチングの成約率は20%ほどだという。現在女性ペアを1組紹介するごとに、紹介されるペアが1組ずつ増えるという仕組みも導入している。6月にはiPhoneアプリも提供する予定だ。
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