All Things Dの報道によると、YahooとAlibaba Group(アリババグループ)は、Yahooが保有するAlibaba株式の半分を70億ドルで売り戻すことで、ようやく合意に達したという。
課税対象となるこの取引(依然として両社の取締役会の承認を得る必要がある)には、Yahooによる複雑な株式買い戻し計画とAlibabaの新規株式公開(IPO)が含まれるとAll Things Dは報じている。
Yahooは、Alibabaの価値を350億ドルと評価する取引によって、保有するAlibaba株式の40%の半分、同社の約20%を売却する見通しだ。Yahooはその後、Alibaba株式売却によって得た少なからぬキャピタルゲインを利用して、Yahoo自身の株式買い戻しに着手すると見られている。同社株式は長い間、10ドル台半ばで低迷している。
将来的に実施されるAlibabaのIPOではインセンティブが発生する見通しで、IPOが実施された暁には、YahooはAlibabaの残りの4分の1を売却するものと思われる。IPOの時点で、AlibabaはYahooが保有する残りの株式のうちの半分を買い取るか、IPOでの売却をYahooに許可することが求められる。そしてAlibabaのIPO後は、Yahooは残った株式をいつでも売却できるようになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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