物言う株主のDan Loeb氏と同氏の投資会社Third Pointが最高経営責任者(CEO)であるScott Thompson氏の解雇を求めて突きつけた要求に対し、Yahooがこれを拒否して対立が激化している。
Third Pointは、Thompson氏および取締役会の審査プロセスに関する書類と記録の調査を求めることで応戦した。
Third Pointは、Yahooが期限を無視した後の声明で、証拠となるYahooの内部資料を徹底的に調査するつもりであることを示した。これは、取締役会の椅子を巡ってエスカレートしている委任状争奪戦をおしすすめるのに利用されるだろう。最新の申し立ては、Thompson氏がコンピュータサイエンスの学位を取得したと嘘をついていたことが先週明らかになったことに端を発する。同氏が学位を持っているのは会計学だ。
Third Pointは、Yahooが1月にThompson氏をCEOとして指名したことは「不正行為、管理ミス、コーポレートガバナンスの失敗である」として、次の点を調査するために関係書類を入手したいと述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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