Steve Jobs氏は、Steve Wozniak氏なしではAppleを創設できなかった。そして、オスカー受賞脚本家であるAaron Sorkin氏は、Wozniak氏なしではJobs氏の物語を語ることができないようだ。
Sorkin氏は、Sony Pictures Entertainmentが米国時間5月15日に発表の映画制作プロジェクトにおいて、Walter Isaacson氏のベストセラー伝記「Steve Jobs」を脚本化するあたり、Appleの共同創設者であるWozniak氏をアドバイザーとして招くことにした。Sorkin氏は、Mark Zuckerberg氏がいかにFacebook帝国を築いたかを描いた映画「ソーシャル・ネットワーク」でアカデミー賞脚色賞を受賞したことで最もよく知られている。
Reutersの報道によれば、Wozniak氏は、AppleのコンピュータやJobs氏自身に関してSorkin氏に「指導する」役割を担う予定だ。Wozniak氏は1987年にAppleから身を引いたが、Jobs氏とは親しい間柄であった。
Sorkin氏が脚本に何を含めるかはまだ不明だ。しかし、はっきりしているのは、Appleの象徴的なCEOであり、2011年10月にすい臓がんで亡くなったJobs氏に関する単純な伝記映画にはならないであろう、ということだ。
Sorkin氏は、記者会見で報道陣に次のように述べた。「何を書くのかはほとんど分からない。何を書かないかは分かっている。正統的な伝記にはなり得ない。なぜなら、生まれてから死ぬまでという伝記の構成を揺るがすことは非常に難しいからだ」
ウェブサイトFilmによれば、Sony Pictures Entertainmentは、Sorkin氏の脚本について100万ドルで契約を結んだという。また、最近のうわさによると、同社は、Jobs氏役にGeorge ClooneyまたはNoah Wyleを考えているという。
Sony Pictures Entertainmentによる映画化計画に加えて、独立系映画会社がAshton Kutcherを主演に迎え、Jobs氏の若き日を描いた競合作品に取り組んでいる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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