「Google Docs」で旅行の計画を立てたり、学期末レポートを作成したり、予算を立てたりする際、同ワープロプログラムから離れずに、特定の事実を見つけたり、調査を行ったりできるようになった。
Googleは米国時間5月15日、「Research」と呼ばれる新機能をローンチしたことを発表した。この新機能を利用すると、ユーザーはGoogle Docs内から直接Google検索の情報を閲覧できるようになる。
GoogleのソフトウェアエンジニアであるSarveshwar Duddu氏は、この機能の使い方について、ブログ投稿で次のように説明している。
Researchツールには、「Tools」メニューから選択するか、調査したい言葉を選択して右クリックするか、あるいは「Windows」ではCtrl+Alt+R、「Mac」ではCmd+Alt+Rを押して、それぞれアクセスできる。Researchツールからは、必要なあらゆる情報を検索して、文書作成に役立てることができる。わずか数回のクリックで、場所や相場情報、画像などを調べることが可能だ。
気に入った情報があれば、挿入ボタンをクリックして追加することができる。画像の場合は、文書内に直接ドラッグすることが可能だ。また適宜、引用を示す脚注を自動的に追加し、ユーザーがその情報を見つけた場所の記録を残せるようにする。
リサーチは、Googleがこの1年間、Google Docs向けに開発してきた一連のアップグレードの中で最も新しいものだ。Googleは、同社の中核的なアプリスイートであるGoogle Docs向けの200以上のアップデートに加えて、450の新フォントと60の新テンプレートも追加した。さらに、ユーザーが「Gmail」のメッセージをGoogle Docsとして保存できる機能を追加したほか、同プログラムのストレージ容量も5Gバイトに増強している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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