6月に予定されているGoogle I/Oカンファレンスを前に、Googleは米国時間5月15日午前、「Chrome」のアップデートをリリースし、PCおよび「Android」端末にわたってタブを同期できるようにした。
「Windows」「Mac」「Linux」向けの新しい「Google Chrome 19」の安定版に、「Other Devices」というオプションが加えられた。
同オプションは、「New Tab」ページ最下部の「Recently Closed」メニューの横に追加されている。タブを同期すると、そのタブの閲覧履歴が表示される。これによってユーザーは、新しい端末でタブを開いた場合に、履歴の中を前後に移動することができるようになる。Googleは、今回のアップデートを発表するブログ投稿で、この複数端末間のタブ同期機能は「今後数週間のうちに」段階的に提供開始されると記していたが、筆者はブラウザのアップデートとともに同機能を入手することができた。
Chrome 19には、バグやセキュリティに対する修正も含まれる。そのうち8件のセキュリティ修正は、優先度が高いとされているものである。Googleは、この最新ビルドサイクルにおいてChrome開発コミュニティーによって指摘されたセキュリティ修正に対し、1万6500ドル以上の報奨金を支払った。Chrome 19の変更履歴についてはGoogleのリリースノートを参照してほしい。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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