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FAQ:FacebookのIPOとは--実施前に知っておくべきこと - (page 4)

Roger Cheng (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2012年05月17日 07時30分
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 いったいどういうことなのだろうか。実は、いずれの報道も事実を伝えている可能性がある。機関投資家はFacebookの株式を買いあさりながらも、同社への興味を失っているのかもしれない。同社が株式を公開したら、そうした機関投資家は株式を保持する代わりに、投げ売りしてしまう可能性もある。

 あるいは、競合する投資銀行家たちが、IPOの価格を操作するためにうわさを流しているのかもしれない。ウォール街がそんなことをするはずがないとは思うが。

 Bloombergは14日、FacebookがIPOの応募受付を予定より早い15日に締め切る可能性があると報じた。

--Facebookは株式を公開することで、どう変化するのか。

 Facebookはより一層、利益を上げることに注力するようになると考えられる。株式公開会社は、安定した利益の拡大を求める株主に応えなければならない。同社は消費者体験を第一に考えると主張しているものの、利益獲得の優先順位が上がるのは間違いない。

 そうした変化のいくつかは、既に目に見える形で現れ始めている。Facebookは先週、米CNETに対して、有料投稿のテストを実施していることを認めた。有料投稿では、料金を支払ったユーザーの投稿が、そのユーザーのフォロワー全員に確実に表示される(現在では、ユーザーのニュースフィード上に表示されるのはほんの一部の投稿だけだ)。

 Facebookは現在、ユーザーのページ上に表示される広告に課金したり、同ソーシャルネットワーク上のゲームやアプリによって生み出される売上高の一部を徴収したりすることで、売り上げを得ている。例えば、Facebookの売上高にZyngaが占める割合は驚くほど大きい。

 Facebookは、Appleの独自の「App Store」やGoogleの「Google Play」などに対抗するために、独自のアプリストアの開設を計画している。

 テクノロジの世界がモバイルに傾いていることを考えると、Facebookは既に相当な重要度を持つモバイル分野におけるプレゼンス(ただし売り上げを生み出していない)から、さらなる利益を獲得することに取り組み始めると考えていいだろう。同社はIPOの提出書類の中で、モバイルからの売り上げが未知の領域であると明かしている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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