Adobe Systemsは、同社の「Photoshop」「Illustrator」「Flash Professional」の各製品について、最新のセキュリティパッチを入手するために顧客に支払いを求める方針をどうやら変更したようだ。
これらのパッチは、リモートユーザーが悪意のあるコードを実行し、上記の製品が動作するコンピュータの制御を奪い取ることが可能になる脆弱性に対処するものだ。
Adobeは米国時間5月11日付けのセキュリティブログの投稿で、次のように述べている。
われわれは、「Adobe Illustrator CS5.x」「Adobe Photoshop CS5.x(12.x)」「Adobe Flash Professional CS5.x」に存在する脆弱性への対策を進めていて、パッチが利用可能になり次第、それぞれのSecurity Bulletinをアップデートする。
ユーザーは、Adobe Product Security Incident Response Teamブログ(http://blogs.adobe.com/psirt)を参照するか、<RSSフィード(http://blogs.adobe.com/psirt/atom.xml)を購読することで、最新情報を確認できる。
Adobeは直前まで、顧客がセキュリティフィックスを得るために製品をCS6バージョンへとアップグレードするには料金が必要だと述べていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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