通常のクラウドサービスと異なる点は、すべてネット上にデータを置くのではなく、My Cloud-Pでローカルにデータを置き、必要に応じてネット上のMy Cloud-Sのサービスが受けられることだ。
同社の執行役員常務 大谷信雄氏は「個人的なものをクラウドに保存してよいのか、という不安があるので、My Cloud-Pはプライベート、共有してもいいものはMy Cloud-Sで展開していく」とし、クラウドに対する情報漏えいなどの不安を払拭できるサービスであると説明した。
今回の夏モデルにMy Cloud-Pとして導入される「おまかせ写真サービス」は、PCの中に保存しっぱなしになった写真を活用するソフトウェア。有り余ったCPUパワーを使い、写真の日付や写った内容を判断、季節やイベントごとに整理して表示できる。
富士通の言う「PCのポテンシャルを生かした提案ができていないという反省」に基づくものでもある。整理された写真は今後、My Cloud-Sのサービスとして導入が想定されるアルバムCD作成サービスなどと連携し、活用を進めていくこともできる。
この夏モデルから、FMVのキャラクターはダンス&ヴォーカルユニットの「EXILE」を起用する。EXILEは“日本を元気に”というテーマを掲げて活動しているが、今回の夏モデルのメイドインジャパンとも共通する点がある。
発表会では、リーダーのHIRO、MATSU、AKIRAの3人が登場。リーダーのHIROさんは「先日出したアルバム名が『JAPAN』。日本の底力を見せる時期なので富士通さんのメイドインジャパンに共感した。よきパートナーとして頑張っていきたい」と抱負を述べた。
AKIRAさんはFMVの新モデルを見た感想として「デザインが好き。カバンにいれるときに薄さは重要で、自分の中ではありがたい。せっかちなので、起動が早いことも嬉しい」と語り、ウルトラブックの特徴を評価していた。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境