米ヤフー、第1四半期決算を発表--売り上げは前年同期比で横ばい

Charles Cooper (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 高森郁哉2012年04月18日 11時39分

 米Yahooの最高経営責任者(CEO)を務めるScott Thompson氏の再建計画を知ろうと投資家らが待ち構える中、同社は2012年第1四半期(3月31日締め)の売り上げが前年同期比でほぼ横ばいとなり、希薄化後1株あたりの純利益は38%増加したと報告した。

 Yahooによると、トラフィック獲得コスト(TAC)を除外した第1四半期の売り上げは10億7700万ドルだったという。これは前年同期からわずか1%の増加となる。

 2012年第1四半期の営業利益は、前年同期の1億9000万ドルから11%減少して1億6900万ドルとなった。それでもなお、投資家らは横ばいの利益を予想していたため、「ウォール街の予想を上回る」業績とみなすことができる。

 売り上げの概要は次の通りだ。

  • TACを除いたディスプレイ広告売上:前年同期の4億7100万ドルから4%減の4億5400万ドル。
  • GAAP(一般会計原則)ベースのディスプレイ広告売上:前年同期の5億2300万ドルから2%減の5億1100万ドル。
  • TACを除いた検索関連の売り上げ:前年同期の3億5700万ドルから8%増の3億8400万ドル。
  • GAAPベースの検索関連の売り上げ:前年同期の4億5500万ドルから3%増の4億7000万ドル。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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