Facebookのアカウントを取得したものの特に楽しいことがない、個人的な情報を他人に知られてしまったなどのネガティブな意見を目にして、使うのをためらっている人も多いだろう。しかし非常に楽しくFacebookを使っている人の話を聞いてみたら、気が変わるかもしれない。本書は「Facebookって楽しい」という気持ちにあふれた一冊。
「Facebookは自分のニュースを発信するローカルテレビ」だという著者。出身地や出身校といった、共通の条件を持つ友達と共有する情報に、どのような価値があるか、どのような情報を書き込むと、友達にも自分にも役に立つかなど、Facebookを使い込んでいるからこそ書ける、実感を伴った説明を読んでいると、その場で自分のFacebookの設定を変更したくなるから不思議だ。
Facebook初心者がまず心配するであろう、情報公開の範囲設定や位置情報の取り扱いに関する注意点などが、プロローグと1章で説明されており、これを読めば簡単に設定を変更できることが分かるので、ほとんどの人は安心できるだろう。「こんな機能があったのか」「そんな使い方もできるのか」というヒントが満載なので、Facebookをそれなりに長期間使っている人にもお勧めだ。
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