われわれの知るHuluが終わりを迎えようとしている可能性がある。New York Postによると、テレビおよび動画ストリーミングサービスのHuluは、無料モデルから、ケーブルまたは衛星テレビの利用料金を支払っていることの証明を視聴者に義務づけるプランへの移行を計画しているかもしれない、とのうわさが流れているという。
うわさされている新モデルは「authentication(認証)」と呼ばれ、ユーザーがHuluの番組を視聴する際、ケーブルまたは衛星テレビのアカウント番号を使って同サービスにログインすることを義務づける仕組みになる。本質的に、これはHuluのコンテンツを事実上のペイウォールで囲ってしまうことになる。HBOのストリーミングサービスである「HBO GO」は、まさにこの方式を採用している。
Huluは、Foxの親会社であるNews Corp.、Walt Disney、Comcast、および投資会社のProvidence Equity Partnersが共同で所有している。Huluは現在、完全無料のサービスと、月額7.99ドルで約200万人の会員を持つサブスクリプションサービスを提供している。うわさされている変更点が両サービスに影響を及ぼすのかどうかは不明だ。
New York Postによると、Huluの3月時点でのユニークユーザー数は3100万人だったという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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