Appleは、第2四半期決算においてまたしてもウォール街の予測を超える業績を発表した。利益が好調で、「iPhone」販売台数は予測を上回った。
Appleは3月31日を末日とする同四半期において、売上高は392億ドル、利益は116億ドル(1株あたり12.30ドル)であったと発表した。前年同期の売上高266億7000万ドル、利益59億9000万ドル(1株あたり6.40ドル)からの増収増益となった。
FactSet Research Systemsの調査によるアナリストらの平均予測は、売上高が367億ドル、1株あたり利益が9.99ドルであった。
同四半期に対するApple独自の予測は、売上高が325億ドル、1株あたり利益が8.50ドルであった。6月締めの現四半期については、売上高を340億ドル、1株あたり利益を8.68ドルと予測しているとAppleは述べた。
Appleは第2四半期に、3510万台のiPhoneを販売した。その台数は、ウォール街の予測である3050万台を大きく上回るものだった。前年同期の販売台数である1865万台からは88%増加したが、Appleにおいて過去最高となった第1四半期決算を牽引した3700万台という驚異的な台数からは減少した。
第2四半期は、3カ月間全体を通して「iPhone 4S」が販売されていた初めての四半期である。また、同社は1月初旬に、中国を含む22カ国に新たにiPhoneを投入し、同端末の販売対象地域を拡大した。
次に販売台数の多いApple端末は「iPad」で、前年同期の469万台から151%増の1180万台を売り上げた。Appleはこれまでどおり、そのうちのどれだけがiPadの第3世代モデルによるものであるかという内訳を明らかにしなかった。
Appleが同四半期に販売した「Mac」は400万台で、NPD Groupが先週発表した予測である410万〜440万台を下回った。前年同期のMac販売台数である376万台からは7%増となった。
最後に、同四半期の「iPod」販売台数は770万台で、前年同期比15%減であったとAppleは述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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