Appleは、より多くの「MobileMe」ユーザーを「iCloud」へ移行させる計画を立てている。
クラウドベースのストレージサービスであるiCloudは6月にMobileMeを置き換わることになっているが、iCloudにアクセスできるのは「OS X Lion(バージョン10.7)」を実行しているユーザーだけだ。多くのMobileMeユーザーは古いOSを実行している可能性が高く、システムをアップグレードするコストのために置き去りにされるかもしれない、ということにAppleは気づいた。
そこで、Appleはアップグレードへの最初の一歩を容易にすることで、古いOSのユーザーの背中を軽く押すことにした。具体的に言うと、同社は「Snow Leopard(OS Xのバージョン10.6)」をMobileMeユーザーに無料で提供し、「Mac App Store」から30ドルでLionにアップグレードできるようにする。AppleはMobileMeを使い続けているユーザーに対して、Snow LeopardのDVDを無料で提供する旨の通知を既に開始しているが、そのオファーを利用できるのは米国時間6月15日までだ、とMacGasmは報じている。
Appleは、MobileMeユーザーがSnow Leopardの無料コピーの入手を申し込めるページも開設した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス