ある業界情報筋が米CNETに語ったところによると、Intelは米国時間4月23日に「Ivy Bridge」の最初の製品として、ハイパフォーマンスモデルの発表を予定しているという。
Intelの計画に詳しいある業界情報筋は米CNETに対して、最初に市場に投入されるIvy Bridgeチップは、モバイル向けとデスクトップ向けのクアッドコアモデルだと述べた。ウルトラブック向けのより電力効率の高いデュアルコアチップは、少し遅れて同四半期中に市場に投入されるという。
Ivy Bridgeは、従来のコンピューティング作業よりもグラフィックスやマルチメディアの処理に重点を置いたIntelの次期メインストリームチップの最初の製品である。コンシューマーにとって最も重要なことは、2012年中にブレイクすると予想されているWindows 8搭載ウルトラブックにIvy Bridgeが搭載されるということだ。こういったシステムは、タッチスクリーンを装備し、ノートPC市場とタブレット市場の双方を視野に入れたハイブリッドなデザインになると予想されている。
またAppleも、次世代のMacBook Airに加えて、より薄型化した15インチMacBook ProクラスのシステムでもIvy Bridgeを採用すると予想されている。さらにHewlett-Packard(HP)やDell、ソニー、東芝、Acer、ASUSTeK Computer(ASUS)といった企業も製品の刷新や改訂を発表することになるだろう。こういった製品は、ノートPCとしてさまざまな形態を採るものの、その多くはより薄型になると期待されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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