都内のシェアオフィス、コワーキングスペース6拠点が、5月1日より横断共通利用プロジェクト「東京OFFICEクルージング」を開始する。
東京OFFICEクルージングでは、東京・新宿のシェアオフィス「HAPON新宿」、渋谷のレンタルオフィス「partground」、同じく渋谷のコワーキングスペース「LightningSpot」、五反田のシェアオフィス「Sprout」、武蔵小山のシェアスペース「STUDIO4」、東日本橋の「colormell」の計6拠点が連携し、6拠点を1回ずつ利用できる共通利用パスを提供する。
価格は3000円。6拠点のいずれでも購入可能となっている。通常ドロップイン(1日だけの利用)で各拠点を利用すると6000円ほどかかるほか、一部非会員のドロップインを許可していないスペースもある。
パスの利用期間は5月10日から7月末まで。利用時間は通常平日の10時から19時までだが、各スペースのスケジュールに準ずる。また利用時には共通パスおよび名刺、もしくは本人確認書類の提示が必要。
今回の試みは複数拠点利用のニーズを探り、潜在顧客を獲得することを目標としている。「トライアル的な試みとして、1カ所1回でいろいろなスペースを使える仕組みにした。仕事をする場所が流動的な人たちに積極的に使ってもらうためには、1拠点しか使えないとミスマッチになる可能性がある」(LightningSpotを展開するシェアゼロ代表取締役の中川亮氏)
今後は都内を中心に利用可能スペースを10拠点程度まで拡大し、複数回使えるパスも販売していく予定。
サービス開始に先立ち、4月27日にHAPON新宿でイベント「春の大Nomad Tokyo Drinks」を開催する予定。ここでチケットを数量限定で無料配布するとしている。
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