TwitterはTweetAttacksやTweetAdder、TweetBuddy、Troption、Justinloverに対して堪忍袋の緒が切れたようだ。スパムに辟易としたTwitterは米国時間4月5日、サンフランシスコ連邦裁判所において、5つのスパムツール提供業者とスパマーを相手に訴訟を起こした。
Twitterは同日のブログにおいて「われわれのエンジニアたちは、Twitterの保護手段を回避しようとするスパマーたちと戦い続けているが、本日われわれは法律という新たな武器も手にすることになった」と発表し、「この訴訟によって、問題の根を断つつもりである」と続けた。
Twitterは、こういったツール提供業者の活動を停止させることにより、これらのツールを利用する他のスパマーの動きも封じたいと考えている。こういったツールによって提供されるソフトウェアをダウンロードすることで、ユーザーは簡単にツイートを投稿したり、ダイレクトメッセージを自動的に送信できるようになる。
スパマーが運営するサイトjustinlover.infoによると、同サイトはユーザーがJustin Bieberさんからフォローされるようにするための支援を行うツールを提供しているという。同サイトの説明では「本気でフォローされたいのであれば、適切なタイミングをつかむだけで十分です。例えば、彼がツイートを投稿した直後に、彼に宛てたメッセージを残すのです」と記述され、「彼の注意を惹くには、まめにメッセージを残すのがよいでしょう」とも記されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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