旅行サイトのTripAdvisorは、Googleを標的にする企業群の新顔になった。
TripAdvisorは米国時間4月3日、Googleが反トラスト法に違反しているとして欧州連合(EU)に異議を申し立てた。この申し立ては、Googleの「消費者の利益と市場を阻害する(中略)反競争的で不公正な慣行」を非難するもので、Bloombergが最初に報じた。
TripAdvisorの今回の動きは、2012年3月第5週にGoogleを訴えた旅行サイトExpediaに続くものだ。両社は、Googleが検索における支配的地位を利用し、市場における競争を阻害していると主張している。過去1年、他の市場で多数の企業がGoogleに対して異議を申し立てており、両社はこうした企業群に加わった。
EUで競争政策を統括するJoaquin Almunia氏は、Googleに関連するあらゆる問題を把握している。Almunia氏は2012年1月、Googleに対する複数の申し立てに同氏の部局が対応しており、Googleに対して正式な異議申し立てを行うかどうかは3月にも判断すると述べていた。報道によると、Almunia氏は現在、この問題に関する最終決定を下すのは2012年4月になるかもしれないと考えているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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