アジアにおけるオンラインサービスに対する需要の増加が見込まれるなか、Googleが香港とシンガポールに加えて台湾にもデータセンターを開設する。
合計7億ドルの費用が投じられているこれら3カ所のデータセンターでは、「Googleの全サービスに対する、最も高速かつ信頼性の高いアクセスを」ユーザーに提供するための準備が進められている、と同社では述べる。
「アジアでは、新しいインターネットユーザーが世界の他の地域よりも多く増えている」と、Googleは新しいデータセンターに関するウェブページで述べている。「これら新しいインターネットユーザーは、情報、娯楽、新しいビジネスチャンス、近隣や遠方の友人または家族とつながるためのより良い方法を求めている。われわれは、このデータセンターを建設することで、台湾およびアジア全域のGoogleユーザーの利用を確実なものにする」(Google)
3億ドルの費用をかけて建設が始まった台湾のデータセンターを含め、アジアにある全3施設は、2013年中に稼働開始する予定だ。
Googleは現在、米国で6カ所、欧州で2カ所でデータセンターを稼働している。新しいデータセンターは、環境と台湾の暑い夏に配慮して設計されている。
Googleは、「このデータセンターは、夜間の冷却と蓄熱システムによってエネルギーを節約するGoogle初のデータセンターとなる」と述べ、「また、アジアにある他のGoogleの施設同様、同地域において最も効率的で環境に優しいデータセンターとなる」と続けている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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