グリーは3月26日、同社の信用を不当かつ著しく毀損したとして、「週刊ダイヤモンド」の発行元であるダイヤモンド社に対し、抗議文を交付した。3月26日発売の同誌の3月31日号で「当局がグリーに重大な関心 正念場迎えるソーシャルゲーム」と題する記事を掲載している。
同記事では、射幸心をあおるゲームシステムやゲーム内のアイテムの現金取引、未成年者の高額利用などの問題を取り上げ、「ある政府関係者」の話としてソーシャルゲームの最大手であるグリーの摘発に向けた検討が始まっており、4~5月が山場だ、と報じた。
グリーは、同社が犯罪行為に関係した事実は一切ないにもかかわらず、あたかも犯罪行為に関係しており、警察や司法当局による摘発が近日中に見込まれるかのような印象を読者に与えるとして、信用回復のための措置を速やかに講じるようダイヤモンド社に要請したとしている。
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