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Twitter、「サービス自体がマーケティング基盤になり得る」と強調 - (page 2)

藤井涼 (編集部)2012年03月22日 22時29分
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 3つ目が、トレンドワードの枠の最上位に丸1日間、トレンドキーワードやハッシュタグを表示できる「プロモトレンド」。ユーザーが広告主のトレンドキーワードやハッシュタグをクリックすると、それらの検索結果ページと共に広告主のツイートが表示される。

 国内では、NTTドコモが2011年10月に冬春モデルの新端末発表会に関するプロモトレンドを実施。Twitterのバナー広告におけるクリック率は平均して0.1~0.2%というが、プロモトレンドでは約0.7%と高い数値を記録した。また、該当するツイートやハッシュタグへのエンゲージメント率(リツイートやお気に入り登録などのアクション)も約30%におよんだという。

 24時間以内であれば、リンク先のツイートは何度でも切り替えられる。ドコモでは、エンゲージメントが下がってきたタイミングで、製品ラインアップの発表から、製品開発者へのインタビューなどに内容を変えたところ、再び多くのユーザーによって拡散されたという。

 また、多数のフォロワーを抱えるユーザーによってリツイートされたことでさらなる拡散につながった。「そういった偶然が発生することで広告をクリックしなかった人もフォロワーとしてそのツイートを見ることができる。こういったことが非常に多く発生することがツイッターの特長」(葉村氏)

  • プロモトレンドによる効果

  • Twitter上でリーチと露出を増やす

 これら3つの広告商品は、米国で開始された2010年3月時点ではわずか7社にしか利用されていなかったが、現在は米国、英国、日本で展開し、2011年12月時点で2400社に利用されているという。

“拡散”ツールから“分析”ツールへ

 続いて、Twitter Japanの牧野友衛氏が、同社のビジネス展開について語った。

 Twitterでは、2011年からヤフーとNTTドコモ向けにTwitterの全データを提供する契約を結んでいる。ヤフーはこのデータを活用して、Twitterに投稿されたツイートを検索できる「リアルタイム検索」を開始。現在はトップページにTwitterの注目キーワードを表示する「話題なう」も設置している。また、NTTドコモもiモードの検索結果に該当するツイートを表示。災害関連情報欄に、各省庁やメディアの災害情報に関連したTwitterアカウントを表示する取り組みも実施している。

  • Twitter Japanの牧野友衛氏

 牧野氏は、これらの事例のように、Twitterは情報の拡散を目的としたマーケティングツールとして利用されることが多いとする一方で、2012年はTwitterのデータを活用した分析も積極的に行っていきたいと話す。たとえば、最近はテレビを視聴しながら番組に関連するハッシュタグを付与したツイートを投稿するユーザーも多いが、それらのツイートを細かく分析することで、番組や出演者に対してどれくらいポジティブ・ネガティブな反応があったのかを把握できるようになる。

 米国にはすでに、同社から提供されたツイートのデータを分析してレポートするパートナーもいるという。牧野氏は「定性的なデータの1つの指標としてもTwitterを使ってもらえる。今後は、データをサービスだけでなく分析にもご利用いただくようなパートナシップを行っていきたい」と目標を語った。

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