ソーシャルネットワークのTwitterがマイクロブログサイトのPosterousを買収した。両社がそれぞれ発表(TwitterおよびPosterous)したもので、買収条件は明らかにしていない。
Posterousは、シンプルさに重点を置いたブログプラットフォームだ。競合するTumblrと同じく、ユーザーが短い投稿を素早く作成できる設計となっている。投稿はウェブ、Posterousのモバイルアプリケーション、または電子メールから行える。
両社の発表によると、Posterousのサービス「Posterous Spaces」は今後も「中断することなく」運営を継続する予定だが、同サービスから移行したいユーザーに対しては、その手順を近く公開するという。また、新規採用を行っている旨も記されている。
以下は、Twitterがブログに投稿した買収発表の声明だ。
本日、才能あふれるPosterousチームがTwitterに加わることを歓迎する。同チームは、ウェブやモバイル端末をまたいだ共有をシンプルにする革新的製品を構築しており、われわれと目標を同じくしている。Posterousのエンジニアや製品マネージャーその他のスタッフは当社チームに合流し、Twitterをさらに良いものにするいくつかの重要な取り組みに加わることになる。
Posterous Spacesは、中断することなく運営を継続する。同サービスに何らかの変更を加える場合は、事前に十分な通知を行う。コンテンツのバックアップまたは他サービスへの移行を希望するユーザーには、今後数週間のうちに明確な手順を公開する。
われわれは常に、Twitterの一員となるための情熱とパーソナリティを備えた有能な人材を求めている。これまでの買収で獲得してきた人材や技術は、ユーザーのためにより良いTwitterをさらに迅速に構築することに役立っている。
Posterousによると、同サービスのユニークユーザーは1500万人にのぼるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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