ソニーは3月22日、同社のAndroid搭載タブレット端末「Sony Tablet」PシリーズにWi-Fiモデルを追加すると発表した。4月21日に発売予定で、市場想定価格は5万円前後の見込み。
Pシリーズは、5.5型のデュアルディスプレイを搭載したモデルだ。アプリに応じて、2つの画面に異なる映像を表示したり、1つの大画面として利用したりできる。
サイズは、本体を開いた状態が高さ約158mm×幅約180mm×厚さ約14mmで、閉じた状態が高さ約79mm×幅約180mm×厚さ約26mm。重量は約356gで、2011年10月に販売を開始している「Wi-Fi+3Gモデル」より16g軽い。また、スタンバイ時間は約260時間、や音楽再生時間は約18.6時間、ビデオ再生は約7時間とWi-Fi+3Gモデルと比べて大幅に向上している。
カラーはグレーの1色のみだが、オプションとして新色の着せ替えパネル「Gold」「Blue」「Pink」が登場した。市場想定価格は5千円前後の見込み。
なお、ソニーは同日、4月下旬をめどにSony TabletシリーズのOSをバージョンアップすることを明らかにした。「Android 4.0.3を含むシステムソフトウェアアップデート」とし、最新のIce Cream Sandwichに対応するという。
今回のシステムアップデートは、ユーザーインターフェースの改善やスクリーンキャプチャ機能など「Android 4.0」に準拠した機能と、ソニーがSony Tablet向けに独自に開発したBlu-ray Discレコーダとの連携機能の両方が提供される。
ソニー独自の機能としては、任意のアプリを起動中にブラウザ、リモコン、計算機を小窓で操作できる「スモールアプリ」を備えたほか、Blu-ray Discレコーダのコンテンツ管理・操作アプリ「RECOPLA」を通じて、ソニーのBlu-ray Discレコーダとの連携機能を強化。録画済みの番組をSony Tablet上で視聴できるようにするほか、5月下旬に提供されるアップデートで放送中番組の視聴にも対応する予定だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス