Research In Motion(RIM)は、同社のタブレットに次期OS「BlackBerry 10」を搭載する予定であることを認めた。
英国のニュースサイトTechRadarが米国時間3月14日に掲載したインタビューの中で、RIMの製品管理担当バイスプレジデントであるRob Orr氏は、「2012年末頃に」BlackBerry 10ベースの携帯電話をリリースし、その後「『BlackBerry PlayBook』にBlackBerry 10を」搭載する予定だと述べた。
RIMは数カ月前からBlackBerry 10の宣伝を行っているが、まだリリースされていない。2月にブログ「Crackberry」が、BlackBerry 10と思われるOSを搭載したBlackBerryデバイスの画像を掲載した。これは「RIMのパートナーである外部の広告代理店」から入手した画像と見られる。注目すべき画像の1つには、「Windows Phone 7」の「Live Tile」機能によく似たOSが写っていた。この機能の搭載はかなり前から噂されているがまだ確認されていない。
これまでRIMはBlackBerry 10について、同社のスマートフォンシリーズに搭載されるとしか述べていない。「Colt」という開発コード名のBlackBerryがBlackBerry 10を搭載する同社初の端末になると考えられていたが、報道によると開発は中止されたらしい。「Milan」という開発コード名の端末もBlackBerry 10を搭載すると当初は考えられていたが、2012年に入ってBoy Genius Reportが、RIMはこの端末に「BlackBerry 7」を搭載することに決めたと報じている。今のところ、OSリリース時にBlackBerry 10を搭載する予定になっているのは、「London」という開発コード名の端末のみのようだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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