嘘ではない。Windows 8には素晴らしい点が数多くある。
まず、幸先の良いことにインストールが簡単である。筆者は物理的なハードウェア上と仮想マシン上の双方にWindows 8をインストールしてみたが、いずれのケースにおいても何の問題も発生しなかった(ただし、既存のWindowsに対してWindows 8を上書きする、アップグレードインストールは試していない。これについては、気が向けば行ってみようと考えている)。Jobs氏風に表現すると、Windows 8のインストールメカニズムは「just works」(ちゃんと機能する)というわけだ。
また、高速に動作し、表示も滑らかである。さらに、OSとしてのレベルを超えた美しさを誇っている。少なくとも、今までのWindowsのさえない(誰もがそう思っているはずだ)ユーザーインターフェースが色彩豊かなものに大変身している。以前の壁紙は人目を引くだけの無意味な装飾でしかなかった。しかしMetroでは派手な色遣いに対して、少なくともちゃんとした意味付けがなされている。
またWindowsのユーザーインターフェースとしては、かつて見られなかったほどのすっきりした感じと鮮明さも生み出されている。いろいろな意味において、Metroで成し遂げられたユーザーインターフェースの再設計は、われわれが解像度1024×768の窮屈な画面から脱却し、より大きく、解像度も高い画面を使うようになって以来、待ち望んできた改変となっている。OSの「Metro化」により、目をこらして小さなテキストを読んだり、極小のユーザーインターフェース要素にポインタを移動させる必要がなくなったのである。
あらゆるものが大きく、あらゆるものがはっきりしている。このため、あらゆるものが見やすく、使いやすくなっているというわけだ。
マルチモニタのサポートもまた、これまでのWindowsのなかで最高レベルだ。Microsoftはようやく、複数のディスプレイを並べて使用するユーザーの存在を認め、そういったユーザーのエクスペリエンスを改善するためのサポートを提供するようになったようだ。
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