FAQ:「Windows 8」の「Consumer Preview」ベータ版--新機能や動作要件など

Dan Ackerman (CNET News) 翻訳校正: 編集部2012年03月01日 11時30分

 Microsoftの新OSに関して読者の皆様が抱いている疑問にお答えしよう。

--そもそもMicrosoftは米国時間2月29日に何をリリースしたのか。

 29日より、「Windows 8」の「Consumer Preview」ベータ版(「Windows Server 8」のベータ版と「Visual Studio 11」のベータ版も)のダウンロードが可能になる。Consumer Preview版は無料で公開されており、一般の人々が試用できる。

--ベータ版はどこでダウンロードできるのか。

 Microsoftがこちらのダウンロードサイトを提供している:http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows-8/download

--これにはARM版も含まれているのか。

 答えはノーだ。29日現在、ダウンロード可能なARMベースのベータ版はない。Microsoftは、プレインストール済みのWindows/ARMデバイスを近いうちに開発者に提供すると述べている。

--29日に話題になった機能のうち、2011年から提供されていたWindows 8の開発者プレビュー版になかったものはあるのか。

 29日のいくつかのハイライトのうち、Windows 8のテスト版になかった機能として以下が挙げられる。

  • 右クリックで呼び出す「Start Preview」機能で従来の「Start」を置き換え。
  • パスワードおよびアカウント情報を管理する新しい「Microsoft Account」。これは「Windows Live」の新名称、または代替品である可能性が高い。
  • 「People」や「Mail」「Calendaring」「Messaging」「SkyDrive」などを含むMicrosoftの新アプリ。(少なくとも現在のところは)新しいWindows 8アプリストアで無料で公開されている。
  • ビューの拡大やサイズ変更、「Charms」の起動などを実行するマウスおよびタッチジェスチャー。

--Windows 8プレビュー版を実行するための最低限のハードウェア要件を教えてほしい。

  • 1.0GHz以上のプロセッサ
  • 1GバイトのRAM(32ビット)または2GバイトのRAM(64ビット)
  • 16Gバイト(32ビット)または20Gバイト(64ビット)のハードディスク空き容量
  • 「DirectX 9」グラフィックス
  • 最低でも1024×768のネイティブ画面解像度(「Snap」機能を利用する場合は1366×768)

--使用にはタッチスクリーンが必要なのか。

 Window 8はタッチを非常に重視しているが、従来型のノートPCおよびデスクトップハードウェアでも動作する。

--「Metro」インターフェースをを必ず使わなければいけないのか。

 われわれが見てきたWindows 8デモの大半はモバイルフレンドリーなMetroユーザーインターフェースを大いに利用しているが、レガシーソフトウェアの多くを実行できる従来型のWindowsデスクトップビューも提供される(しかし、特別なバージョンの「Word」「Excel」「PowerPoint」「OneNote」がプレインストールされたARM版では、x86ソフトウェアは動作しない )。だが、一部のアプリはMetroでのみ動作可能で、全画面でも、画面の片側にドックされた状態でも動作するように設計される。

Windows 8 Consumer Previewデモ 提供:Aloysius Low/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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