新しい報道によると、Appleは、米国時間3月7日に開催予定の「iPad 3」発表イベントで、初期の「iPhone」の戦略を引き継ぐ可能性がある。
台湾のニュースサイトDigitimesは現地時間3月1日、Appleは3月7日のiPad 3のイベントで、8Gバイトの「iPad 2」を発表するかもしれないとの情報を伝えている。同情報によれば、これはAmazonの「Kindle Fire」やBarnes & Nobleの「NOOK Tablet」のような、より低価格の競合製品との競争にさらされているマーケットにおいて、「様々なセグメントをカバーする」ための動きであるという。
Appleが2011年10月に「iPhone 4S」を発表した際、8Gバイトモデルの「iPhone 4」を2年契約した場合、99ドルで提供すると発表した。それ以前に16Gバイトと32Gバイトで登場していたiPhone 4は、199ドルからの価格で販売されていた。
低価格の競合製品という新しいプレッシャーの下、Appleがより手ごろな価格のiPadを提供することは意味がある。同社がiPhoneのモデルと同様の戦略をとる場合、iPad 3を割引なしの価格で、iPad 2を多少価格を下げて提供するであろう。では問題は、Digitimesが言う8GバイトのiPadが発表されるのか、あるいは別のモデルが発表されるのかということだ。
8Gバイトという容量は、タブレットとしては、音楽や動画、アプリや他のコンテンツを保存するにはごく最小限のように思える。現在iPad 2は、16Gバイト、32Gバイト、64Gバイトのモデルがある。Appleがなぜ、これらのモデルの価格を下げるのではなく、8Gバイトのモデルを開発するのかは不明である。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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