報道によると、Grouponは、お気に入りのソーシャルメディア上の情報源から旅行のアドバイスや情報を抽出するサービスを提供する新興企業Uptakeを買収したという。
この買収取引の金額面での条件は公表されていないが、AllThingsDは、「この取引に詳しい」匿名情報筋の話として、買収費用は1300万~2000万ドルの間だと伝えている。
Uptakeは、2008年に設立され、カリフォルニア州メンロパークを本拠地としている。同社のプラットフォームでは、ある人物のFacebook上の旅行に関するソーシャルネットワークが「明らかに」され、友達が訪れたことのある場所が特定される。これにより、ユーザーは信頼できる情報源からのおすすめ情報やヒントを手に入れることができる。
このソリューションがGrouponにどのように調和するのかについては分からない。仮に、この買収が何らかの独特なテクノロジを手に入れるためというよりは、雇用のためのものにすぎないとしてもだ。
ただし、Uptakeのソリューションは、GrouponがExpediaとの提携で行っている、旅行専用の割引サービス「Gateways」と統合される可能性がある。
Grouponはこのところ、少々熱心に買収を行っている。シカゴを本拠とする同社は、ここ数週間で、電子商取引データを扱う新興企業Adkuや、ソーシャルショッピングサイトのMertadoの買収を発表している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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