Grouponは米国時間2月8日、株式公開企業として初めての四半期決算を発表したが、ウォール街の予測を下回るものだった。クーポン共同購入サイトの先駆者的存在である同社に対しては、懐疑的な見方をする人も多いが、模倣サイトも多く出現している。
同社第4四半期(2011年12月31日締め)において、純損失が3700万ドル(1株あたり8セント)となった。売上高は、前年同期の約3倍となる5億600万ドルだった。売上高は、ウォール街のアナリストらが予測していた4億7300万ドルを上回ったが、ウォール街は、1株あたり3セントの利益を予測していた。
Grouponによると、年間損失は2億7500万ドルで、2010年の4億1300万ドルからは大幅に改善された。一方、売上高は5倍以上の16億ドルにまで増加した。
Grouponによると、同社の世界規模の顧客ベースは第4四半期、20%増加して3300万人以上になったという。
2010年12月には60億ドルと報じられたGoogleによる買収提案を断ったGrouponは、2011年11月に上場した。同社のIPOは当時、技術企業としてはGoogle以来の最大規模で、7億ドルを調達した。
株価は、急上昇した後に暴落したが、最近では公開価格の20ドルを大きく上回る価格で取り引きされている。これによって同社の時価総額は現在、約160億ドルになっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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